【新製品】ROTOR パワーメーター「IN POWER」

【新製品】ROTOR パワーメーター「IN POWER」

スペインのコンポーネントメーカー・ROTORより新型クランク式パワーメーター「INPOWER」が登場します。センサーをアクスルに内蔵したことが特徴で、外気温の変化や変速によるショックなどのノイズを低減することで優れた計測精度を実現し、雨や落車などの外部からのダメージに対する耐性を高めたモデルとなりました。

現在ROTORの30mmアクスルクランクをお使いの方であれば、10万円を下回る価格でパワーメーターを導入できるのが魅力です。電源に関して、お求めやすい単3電池が採用されております。充電池にも対応しており、ハードにトレーニングするアスリートにとって、ランニングコストに優れるデバイスとなっております。

価格などはこちらのサイトでご確認ください。→ シクロワイヤード


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先日開催されました、ROTOR社の展示会にて実機を確認してまいりました。大まかな特徴をお伝えいたします。

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■バッテリーへのアクセスが容易

バッテリーへのアクセスは工具を使わずにキャップを外すことが出来ます。とは言え簡単には外れず結構力が必要でした。パワーメーターは勿論パワートレーニングを行うための物なのですが、故障や電池切れでトレーニングに穴が開いてしまうとストレス以外の何物でもありません。この点、高い防塵性、容易な電池交換が出来るこのモデルは安定して使用することが出来そうです。

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■既存のROTORユーザーにとって嬉しい片側販売

現在30mmアクスルモデルのROTORクランクをお使いの方は、センサーの入っている左側クランクのみを購入することで、安価にパワートレーニングを始めることが出来ます。※3D30モデルを除く。

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■重量はLTの方が軽量

現在販売されている「POWER LT」クランク。こちらも同じシングルセンサーのモデルとなります。価格差もほとんどありません。選ぶポイントは「耐久力」と「重量」です。耐久力ではINに軍配が上がり、重量ではLTの方が軽量に仕上がっております。尚、測定できるデータにも大きな差はありません。

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■Pioneerと比較して

パイオニアペダリングモニターも片側販売が始まっております。同じシングルパワーメーターとして購入時の比較対象となる商品です。通常のスレッドフレームに装着する場合の価格差を見てみましょう。

1 初期導入

R ROTOR INPOWER 3D30 + BSA ボトムブラケット +No Qチェーンリング50/34 ¥145,500 +税

 P SGY-PM910HL + FC-6800クランク170 50/34 ¥101,795 +税

チェーンリングが付属しない事、30mmアクスル用BBが必要な分、パイオニアに軍配が上がります。InPowerの利点としては、楕円ギアを使用した場合、専用ソフトを使用することにより最適なセッテイング位置が表示されることでしょうか。楕円ギアユーザーであればROTORクランクを使用したいところです。

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■実際に使用してみて

展示会はデモ機が用意されており、実際に乗車することが出来ました。専用ソフトを見ながらの試乗、タイムラグなく表示され、ストレスのないトレーニングが可能です。内側の小さな円がネガティブパワーを表しており、フラットペダルでしたが、引き足を少し意識すると少なくなる傾向でした。無駄のないペダリングの習得が出来そうですね。

納期はまだ未定ですが、絶賛ご予約受付中でございます。楕円ギアを効率的に使用しながらパワートレーニングを行いたい、そんな方にお勧めだと思います。

福本でした。

横浜ロードバイク専門店 ペダリスト Pedalist トレーニング施設併設

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