「レースレポート」全日本選手権個人タイム・トライアル・ロードレース大会

「レースレポート」全日本選手権個人タイム・トライアル・ロードレース大会

6月21日(日)栃木県大田原市にてロードレースより1週早く開催された、全日本TTにPedalist(横浜高校)から野田龍聖選手が参戦したのでレースレポートをお届け致します。
各カテゴリーは年齢を基準にクラス分けが細かく行われております。参加資格を含めた詳細はこちらをご覧ください。 →ここをクリック←
エリート:1992年以前生まれ
U23  :1993年~1996年生まれ
ジュニア:1997年~1998年生まれ
アンダー17+アンダー15:1999年~2002年生まれ

今回野田選手が参加したのは男子ジュニアクラス。1997年~1998年生まれの選手が対象のクラスです。登録は高体連の横浜高校から出走しています。

レースの様子とエリートで使用されていた機材等を写真でご紹介致します。
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レース会場に付近はレース開催のノボリが多数立てられレースの大きさをがこんな所にも表れています。
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会場はメーカーブース、地元特産品の出店等で賑わいお祭り気分を高めてくれます。

TTマシーンはロードバイク以上に調整に気を遣います。又レギュレーションも厳しい為UCIのルールの範囲内でポジションも出さなくてはなりません。
前日に会場入し受付後、機材のセッティングと試走を行います。写真は野田選手と同級生の石上選手。世界選手権で20以内に入るジュニアNo1の選手です。

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走っている姿は逞しく大人に見えるのですが、こうやって私服でいると可愛い普通の高校生です^^

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バイクの仕様は以下の通りです。
・フレーム
2013ym Cervelo P2 (シートポストをUCIレギュレーション適合対策品に変更しています)

・コンポ
Shimano Dura-Ace Di2
クランク:Rotor 52×36
TTバイクはDi2の恩恵を最も受けます。DHを握っている時は無論の事、ブルーホンを持っている時も容易に変速が行えるからです。一度TTマシーンでDi2を使用すると機械式には戻れなくなります。

・ホイール
Front: Campagnolo Bora Ultra80
Rear: ZIPP Disc
野田選手はトラック競技も行っているため、リアホイールはハブを交換してトラックと兼用しています。

調整が終わったら試走に出発です。この日コースはclosedにはなっていないためコースレイアウトと斜度等の確認をゆっくり走りながら行います。

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レース当日

前日の天気予報では雨が心配されておりましたが、幸いな事に曇り空でレースに挑むことが出来ます。
TTマシーンは直進安定性を強化したマシーンの為、コーナリングは少々苦手です。ウエット路面でのスリップダウンが心配されましたがジュニアのレース終了まで天気は無事持ちました。

アップ開始
距離が12.4kmと短いためアップで心拍数をしっかり上げ本番にそなえます。

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スタート地点にはプレスの方が沢山集まり緊張感が高まってきます。

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こちらがゴール地点。

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ウエイティングゾーンで出走を待ちます。検車を行うと外には出れなくなります。(再車検にて出ることは可能です)

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1分間隔でスタートしていきます。TTはドラフティングが禁止されており違反すると失格となります。審判車のモーターバイクが選手に付いて監視をしながら走行します。
前走者が視界に入った時点で審判車両から抜き方に関して指示が出るようです。

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いよいよスタート!

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ゴール

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リザルトは14位と目標の6位入賞にはなりませんでしたが、来年の全日本選手権の参加資格はゲット出来ました。来年も頑張ってください。

サイコンのデータを抽出してみました。
20分平均 319w レース開始から300wを下回ることなく、平均ケイデンスも96rpmと良い感じで回っています。

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終盤16分からの登り基調では1分平均466wでした。

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インターハイに向けてトレーニング強度を上げ入賞目指して頑張ってください。
Pedalistスタッフ一同これからもサポートさせて頂きます!

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優勝候補の石上選手
検車はこのような形で行われます。

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スタート

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ゴール!惜しくも2位でした。本人が一番悔しい思いをしていたのは間違いありません。今週末の全日本ロードで鬱憤を晴らして是非表彰台の真ん中をゲットして欲しいです。

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レース後の一コマ
あどけない笑顔はやっぱり高校生ですね(笑)
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続きましてエリートの様子をご覧ください。

こちらは鋼の様な足と機材に注目ください!

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サポートしているフレームメーカーがTTマシーンをリリースしていないチームはペイントでブラックアウトしてロゴを消したり、個人持ちのマシーンで参戦したりとかなり大変そうです。TTレースの開催頻度が上がれば環境も変わるのでしょうが。

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KINANチームに機材を提供しているのはYONEX。
TT用のフレームは製造していないのでどこのメーカーを使用しているのか興味津々で待ち受けていると、綺麗にブラックアウトされロゴが消されております^^
よく見るとシートポストにロゴが。。。。。。この辺の処理も大変ですね。

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本大会で優勝した中村選手のマシーン

ステレスの様なマシーンはまさに音速の走りでした!優勝おめでとうございます!

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機材が一番素敵だったNIPPO FANTINI

どんな走りをするのか一度試してみたいですね。乗らずに飾っておくだけで満足出来そうな程美しいです^^

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横浜ロードバイク専門店 ペダリスト Pedalist トレーニング施設併設

〒235-0015 横浜市磯子区久木町17-7

TEL:045-761-0012

Mail:pedalist@miracolare.co.jp

ロードバイクスクールもやっております(^^)スクール生随時募集中!