2019-2020 大磯クリテリウム第4戦 女子スポーツ+新車インプレッション

2019-2020 大磯クリテリウム第4戦 女子スポーツ+新車インプレッション

冬場のトレーニングレースとして人気の高い大磯クリテリウムに出場した廣瀬選手よりレースレポートと新車のインプレッションが届きましたのでご紹介いたします。

■コースプロフィール:大磯ロングビーチ駐車場特設コース9周回 約9km

■結果:2位 top+00:01.582(出走5名)

■使用機材

フレーム     CARRERA PHIBRA NEXT

ホイール     Campagnolo Shamal Ultra
タイヤ        PIRELLI P ZERO VELO クリンチャー

ステム        DEDA ZERO100(90mm)
コンポーネント    SHIMANO ULTEGRA 8000(ブレーキレバーのみDURA ACE 9100)
サドル        Specialized POWER W/MIMIC
サイクルコンピュータ、パワーメーター    Pioneer SGX-CA500
ギア比        52/36   11-28T(クランク長165mm)

入門レースと位置づけられていると思われるこの大磯クリテリウム。 クリテリウムのような高速高強度のレースが苦手だったことも あるが、残念ながら落車が多い印象のこのレースは怖くてずっと避けていた。

しかし昨年、ジャパンカップのクリテリウム参戦で自分なりに自信が持てたので、ようやっと重い腰をあげて練習と経験値を上げるためエントリーしました(順番間違ってる気がしますが)。

レース2日前にエントリーリスト発表。

これを見ながら作戦(いや妄想かw)を考えるのが結構楽しい。 ちゃりん娘という可愛いチーム名だが、U23強化指定選手の太郎 田水桜選手がレースを展開していくだろうと予想。前回の第3戦ではひとり飛び出して独走のまま勝っているので、またしても独走に持っていく可能性も視野に入れる。

そして、昨年の富士ヒルチャンピオンの榎本美帆選手、今年イナーメ信濃山形からRoppongi Expressに移籍した高橋瑞恵選手と強豪揃い。

コースと距離からしてスプリント勝負になる可能性大なので、太郎田選手に離されないことを目標に。


女子スポーツはローリング1周を含む9周回。

スタートラインに並んでいる時は寒くて震えていたが、走り出すと寒さも忘れるくらい一瞬で意識はレースに。

リアルスタートが切られ高橋選手を先頭に少しペースアップしたもののキツさはない。そのまま大きな動きは無くローテーションしながら周回をこなす。

6周目の小田原コーナーを抜けたところで榎本選手が前に出てきた。そのままスルスル~と少しずつ差が開く。しかし自分の前にいる高橋選手も、後方の太郎田選手も(もうひとりの選手はこの時点で千切れていた模様)動きなし。これに合わせて自分も静観、3人で淡々とローテ。最終ラップに入る直前のバックストレートで榎本選手を吸収、4人で最終ラップへ。

平塚コーナーで自分が前を牽いていたので、そのまま最終コーナーも先頭で入りたかったのだが、風向きと距離を考慮し先頭交代を促す。ここで前に出た高橋選手がペースアップ、この時最後尾の榎本選手の前がわずかに開いたのですかさず入る。

小田原コーナーを抜けるとすぐに太郎田選手がスプリント開始!自分が思っていたより手前で始まりすぐに反応し踏み込むが、太郎田選手のひと踏みの伸びが半端ない、全く追いつける気がしない(そもそも、トラックレーサーの太郎田選手に先にスプリント掛けられた時点でダメなのだが)。しかし、後ろに張り付かれてる気配も捲られる気配も無かったので、何が何でも2位は死守しようと踏みつつけ、最後は若干叫びつつ(笑)

今回フレームを、RIDLEY NOAH-SLからCARRERA PHIBRA NEXTにして初めてのレースでしたが、驚くほどに素直なフレームで、コーナーやクランクもすいっと狙ったラインを走ってくれ、ダンシングした時の反応性も良く、癖のない万人受けするフレームかなといった印象でした。だからといって特徴のないオールラウンドではなく、意外とエアロ寄りの形状だからか、加速した時の滑らかな伸びは気持ちがいいです。もちろん、一気に踏み込んだ時の力強い加速や巡行に入った時の安定性は、エアロフレームのNOAH-SLの方が圧倒的に強いですが、それと比べて物足りなさを感じることはありません。

それに、イタリアンバイクらしい見た目の美しさも、普通のオールラウンドとは一線を画したものに見えるのではないでしょうか!カラーもとてもキレイですよ。

2020年初レースは地元開催のレースを選び、自走&単独参戦ではあったものの、現地ではいろんな方に声を掛けて頂き、荷物の心配等々フォローしていただき大変ありがとうございました。お陰でとてもリラックスしてレースを楽しむことが出来ました。

そして、いつも応援に駆けつけてくださる細川さんと荒川さん、寒い中本当にありがとうございました。お二人の声援にいつも助けられています。

今年も怪我無くレースにイベントにと皆さんと走っていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします!!

次戦も大磯クリテリウム(第5戦)です。

Text 廣瀬博子選手

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