【 レースレポート 】2018ジャパンカップ チャレンジレース

【 レースレポート 】2018ジャパンカップ チャレンジレース

Pedalistの福本です。

2018ジャパンカップ チャレンジレースに参加いたしましたのでレースレポートをご報告させていただきます。

■レース名:2018ジャパンカップ チャレンジレース 2組目

■8位 top+2:02 ※79名出走

■距離:20km(10km周回*2周)

■ 天候:晴れ

■起床時体重:59kg

Pedalistからは私と、女子オープンに出走する廣瀬選手の2名で臨みました。

本年度のレースは4月の実業団群馬大会以来2レース目となります。実業団群馬にて落車、転倒をしてしまった影響から思うように自転車に乗れず、やっと感覚が戻ってきたのが先月になってからでした。

今シーズンの目標としては、オープンレース完走を掲げていたのですが、それができるような状態ではないと感じたので、復帰戦としてチャレンジレースをえらびました。

とはいえ、こちらのレースもJCF登録競技者がほとんどなので2周、20kmと距離は短いもののハイペースが予想され簡単ではないレースです。

復帰戦を祝ってくれるかのような晴天で絶好のレース日和でした!

コースはお馴染みの古賀志林道を含んだ周回コースとなります。

ジャパンカップでプロが走るコースと同じコースでレースが出来るのでそれだけでも出走する価値のある大会と思います。

前座レースとはいえ、ホームストレートなどは観客の方も多く、普段出場している実業団レースとはまた違った特別な雰囲気が感じられるのが良いですね。

ジャパンカップコースの特徴は勾配のある林道を一気に駆け上がる古賀志林道ですが、登り切ってもゴールまでは距離があるため単純に登りが得意な選手だけが有利なレイアウトかというとそうでもなく、下りのテクニックや、平地での位置取りなど、総合的な能力が試されるコースです。

使用自転車はこちら、

フレーム    2018 FUJI SL1.1 52サイズ
ホイール    MAVIC KSYRIUM PRO UST(NAKAGAWA エンドワッシャー装着)
タイヤ        MAVIC YKSION PRO UST 25C
ハンドル    DEDA ZERO100 Shallow 440mm
ステム     DEDA ZERO100 120mm
コンポーネント  SHIMANO ULTEGRA 6870 Di2 (ブレーキのみDURA ACE BR-9000)
チェーン    KMC X-11SL GOLD
サドル     FIZIK VERSUS EVO ALIANTE R3 kiumレール
ペダル     PD-6800
サイクルコンピューター GARMIN EDGE130J
ギア比     52/36 11-25T(クランク長170mm)

総重量 6.9kg (ボトル抜き)

レース後にFUJIを取り扱う株式会社アキボウ様のブースにお邪魔して写真を撮らせていただきました!

古賀志林道の登りを攻略するにはピッタリの軽量フレーム FUJI SL1.1。今回も大いに助けてもらいました。

今回は登りだけでなく、テクニカルな下りも勝負所となるとみてグリップ力の高いチューブレスタイヤを装備したMAVIC KSYRIUM PRO USTを選びました。先入観もあるかもしれませんが、下りでの精神的な安心感は大きく、間違いなく喰いつきの良さを感じました。登りでもケイデンス高めに小気味よく反応してくれるので、オールマイティーなホイールです。

なんとなく高校性の頃からキシリウム=決戦用というイメージは強くあります。

レースは定刻通り、9時52分のスタート。

今回念頭に置いたのは、積極的な走りをすること。普段出走する実業団のE1カテゴリでは中の下くらいの脚力(体感比)なので、ついていくのに必死でそこからアタックなどを仕掛けるまでには至らず、守りのレースをすることが多かったのですが、今回はカテゴリを落としての出走なのでとにかく普段できないような走りをしてみようと臨みました。

このチャレンジレースは実業団でいうと、E2、E3レベルの強度と距離感です。尚且つ今回限りの臨時登録の選手も多いので安全に走るという意味でも少しでも集団を削りたいと考えます。なので、スタート直後の古賀志林道を利用して集団のダイエットを図る作戦でスタートしました。

スタート位置は前から2列目と良い位置を確保できたので、号砲後、間を縫ってスタートアタックをし集団の分裂を狙ってペースアップを図りました。

古賀志林道半ばまで、頂上まで行くには少しオーバーペースで先頭を走りました。

周りを見わたすとすでに7人ほどに。クライマー体系な選手が多くこのまま行けそうだと判断し逃げを試みることに。

しかしスタート直後のオーバーペースがたたって、KOM地点では足パンがこんがり。。

一番キツイところでPedalist、FUJI仲間のお客様が観戦にいらっしゃっており、ご声援をいただきました!まさか名前を呼ばれると思っていなかったので驚いた時の瞬間がこの表情でした笑

いつも応援ありがとうございます!

そのまま7人で下り、牧場の平地へ。元気な大学生が音頭を取ってくれて不揃いながらもローテーションを回します。振り返っても大きな集団はなく、このまま行ければ逃げ切れるぞ、と思いながらも登りでのダメージが大きく付いているだけでいっぱいいっぱいに。

ローテーションを回さずについていくのもはばかられるので、申し訳ないと思いつつも田谷の交差点先の登りでナチュラルにバックアタックを決めてしまいました。

結局この逃げグループから優勝者が決まりました。

逃げ集団からドロップした後は、ペースを極力維持してこぼれてくる1組目の選手達を吸収しながら小集団で最終ラップへ。

一度心拍が上がり切っているので2周目の登りは余裕を持ってクリアし、下り坂へ。

平坦路でもローテーションを回しながら行くもののあまりペースは上がらずで集団に吸収されないかどうか不安を覚えながらの走りでしたが何とかゴールまでたどり着いて同じ組の選手に抜かれないように8位でゴール。

ゴールももちろんプロレースと同じメインスタンド、これが気持ち良い。

このレースは10位まで表彰式に呼んでもらえるので何とか引っかかることが出来て最低限ノルマは果たせたかと。。

賞金、、ではなく餃子券¥1,500円分を獲得しました!宇都宮ならではですね(^^)

怪我のブランクからの復帰戦と、カテゴリを落としてのプレッシャーを感じるレースでしたが展開を作る練習が出来たのは収穫でした。勝ち逃げのグループから脱落してしまったのはペース配分の甘さと練習不足なので、そこを課題として冬は練習に取り組みたいと思います。

今シーズンは昨年末の骨折を伴う落車から思うような練習ができず、またシーズン初戦でも転倒してしまい、思うようなレース活動が出来ませんでしたが、物事うまく運ばないことは大いにありますのでこれを糧にまた来シーズンに向けて気持ちを切り替えていきたいと思います。

今回はオフシーズンに入った菱沼選手がレースサポートで帯同してくれました。選手目線の熱いサポートに助けてもらいました。また一緒に参加した廣瀬選手の熱い走りにも忘れていた何かを思い出させていただいたような気がしました。

皆様いつも応援誠にありがとうございます。もっと頑張ります。

福本

写真提供

インタープロサイクリングアカデミー 菱沼選手
細川様より

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