本日のご納車は、BMC SLR-01です。
2009年のフルモデルチェンジから年々マイナーチェンジを施され、ワイヤールーティングやシートポスト形状など完成の域に入ってきた2017年モデル。
発表より、ツールドフランス総合優勝、ロードレース世界チャンピオン、オリンピック ロードレース金メダル等々、栄光のタイトルを獲得してきた名フレームです。
箱から取り出す時には、私たちスタッフも興奮の瞬間です。ご希望であれば、箱だしの御立ち合いも可能ですのでお気軽にお申し付けくださいませ。
今回は最新のSHIMANO DURA-ACE、R9100シリーズでの組み上げでした。
9000シリーズで既にワイヤードコンポとして完成品といわれていたデュラエースですが、前後ディレイラーの大幅なブラッシュアップや、各部品の剛性アップ、軽量化が進み更に性能がアップいたしました。
ボトムブラケットには高精度、低フリクションなWISH BONEを採用いたしました。
併せてWAKOSのブレーキプロテクターを塗布し、不快な「音鳴り」が極力出ないように組み上げております。
ワイヤーのルーティングが大幅に変更されたリアディレイラー。
ロー側30Tまでの対応となりました。プーリーケージが伸びたことによりまるでビッグプーリーを装備したかのような抵抗の少なさを体感しました。
フロントディレイラーもいままでネックだった「ワイヤーの自然な緩み」が出にくいようなワイヤールーティングに。合わせて本体にワイヤーの張りを調節できる機能が追加され、より確実な整備が可能となりました。
もちろん動きの軽さも特筆すべき点です。
艶やかな輝きが目にまぶしい、R-9100クランク。
武骨でボリュームを感じますが、単体で持つと驚くほどの軽さ、それでいて剛性感は抜群です。
54サイズでサドル高約690mm。重量は6.5kg。
ミドルハイトなホイールが良く似合う、フレームのボリューム感ですね。
変速のレバーストロークがよりコンパクトになったSTI。
サドルはASTVTE SKYLITE VT。
ハンモックのようなベース部分が快適な乗り心地を生み、ストレスを軽減いたします。
ホイールはお手持ちのBORA ONE35を装着いたしました。軽量フレームへの相性は良いと思います。
柴崎様、この度はBMCのご用命誠にありがとうございました。
来年の富士ヒル、楽しみですね(^^)
スクール共々これからもよろしくお願いいたします。
担当 福本 でした。
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